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爪丸 登 紀子 つめまるときこ

福岡生まれ。多摩美術大学芸術学科卒業。
デザイン事務所でデザイン制作、企業にてコミュニケーションデザインに
従事し独立。

現在は、これまでの経験を生かして、企業や個人事業主の方々との
多様なデザイン企画や制作を行っています。
発注側と受注側の状況を理解できるのも強みのひとつです。


学生時代
生まれ育った福岡は大好きな場所のひとつですが、自由な校風にひかれて、
東京の高校に進学しました。学校の美術史の授業で美術史という物語や、
世界の見方に興味を持ち、美術大学に行きたいと志望します。
当時、美術評論家の東野芳明が主催していた各界の著名人が講師となる特別
授業に憧れ、多摩美術大学芸術学科に入学。多摩、武蔵野の環境は大好きです。
その沿線上にある中央線沿線吉祥寺近辺は、高校、大学時代にとてもなじみの
ある地域でした。

デザインの仕事をはじめて

卒業後は、出版社、制作会社、デザイン事務所にて、編集やデザイン制作に
従事します。制作会社では、発注側の企業内デザイン担当者が重要な役割を
果たしていると感じ始め、後の通信会社、資産運用会社にてコーポレート
コミュニケーションを提唱するきっかけになっています。

会社員時代 コミュニケーションデザイン、情報デザイン
デザイン事務所時代に、カナダのトロントに滞在する機会を得ました。そこでの
口座開設時に日本の銀行とカナダの銀行サービスの違いに触れ、いろいろな情報誌を
見ていると日本の金融のマーケット情報や顧客向けの紙面にコミュニケーション
デザインや情報デザインの必要性を見いだします。

カナダから帰国後は、金融のコミュニケーションデザインに関心があること、
企業内での制作に携わりたいという希望から、金融、社内制作、英語の3つの条件を
満たす仕事を探しました。丁度、日本の金融機関が変革をかかげていた時期で、
国内の大手資産運用会社に偶然に巡り会い、顧客向け資料制作の仕事に従事します。
ここではデザインマネジメント体制確立の企画立案を行い、専任部署の立ち
上げという機会をいただき、商品説明資料、ホームページなどの顧客向けの
コミュニケーションツールの企画制作を行いました。

特に「社内誌」発行は、思い出深い仕事になっています。制作物のデザインの
質向上を最初に考えがちでしたが、会社の状況を考え、組織に必要なものは何か、
また自分には何ができるのかを考えることができたからです。発行後は社内から
いろいろな反響も届きました。
そもそも、社内誌を制作する目的が先にあったわけでなく、経営者や社内の
いろいろな方と忌憚のない意見を情報を交わして、必要なものが見えてきたのです。
このとき、培った貴重な経験は、今の自分の仕事の姿勢にもつながっています。

この運用会社は、関連5社と合併しますが、その合併時には、新会社のコーポレート
デザイン、ホームページ、顧客向け資料の統合において、企画提案を行い
プロジェクトマネジャーを務めました。また、合併後は経営企画部において
投資顧問、投資信託の両面におけるコミュニ ケーションデザインを企画担当しました。

デザイン事業状況にも着目
視野を広げるために、勉強会や調査にも参加をしています。会社員時代には
欧州やアメリカのデザイン会議に参加しました。独立後も2006年に、
書籍編纂のため欧州3カ国と韓国のデザイン会社とデザインを積極的に活用する
企業に取材を行っています。
2006年から3年間、九州大学ユーザーサイエンス機構の客員となり、海外の
デザイン支援状況については文献調査、日本のデザイン支援状況については
アンケート調査を実施し、分析を行うプロジェクトに参加し、デザインという
事業の可能性、問題点について考察を行いました。

 

活動
日本CI会議体 幹事  > HP
IIDj 情報デザインアソシエイツ アソシエイツ(協力者)  > HP

受賞歴
1997
第32回(平成9年)日本書籍出版協会理事長賞 芸術所部門 受賞
『ラッセン 海の日』 小学館 書籍デザイン 
堀渕伸治+爪丸登紀子 at tee graphics

2003
第37回 SDA賞 コマーシャル部門 CIデザイン入選
三井住友アセットマネジメント株式会社

 

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